第22回 聞き書き甲子園 審査員特別賞受賞
第22回聞き書き甲子園に高3のMさんが選抜され、8ヶ月かけてまとめた作品が審査員特別賞を受賞しました。
聞き書き甲子園とは全国の高校生が、日本のさまざまな地域で暮らす森・川・海の名人を訪ね、一対一で「聞き書き」するプロジェクトです。
選抜された高校生は、全国13地域の森・川・海の名人を訪ねましたがMさんは、8月に選抜された全国の高校生達との研修を始めとし、長野県在住の名人に直接インタビューを行った後、作品にまとめ、3月25日の成果発表会で作品を発表しました。長野県で石工をされている名人へのインタビューを「石の味わい 〜石と向き合って70年〜」として内容をまとめました。自然の中で、いのちをかけて代々受け継がれてきた仕事をする名人と出会い、インタビューをする貴重な機会を得ることができ、大きな学びとなりました。
<Mさんの感想>
普段なら出会わない、全国から集まった様々な環境の高校生と、夏の研修や春のフォーラムを通して交流し、仲良くなれてとても楽しかったです。また、名人に一度目の取材をしに行く前は、知らない地域に一人で行かなければならないのと、上手く取材できるのかという思いもあり不安でした。しかし、おしゃべりな名人が優しく接してくれたため、二度目の取材に行くのは本当に楽しみで、名人と、名人の作った石垣や清津峡に行けてよかったです。取材の時に録音した音声を全て書き起こし、作品としてまとめるのは大変でしたが、それ以上に名人の仕事と人生について深くお聞きできて光栄でした。参加してよかったです。