児童会・生徒会連携企画_「中高のお兄さんお姉さんが小学生と遊ぶ会」
夏休み中の8月7日に,児童会と生徒会の子どもたちが主催する企画「中高のお兄さんお姉さんが小学生と遊ぶ会」が実施されました。
江戸取ではこれまで小中高様々な場面で連携をはかってまいりましたが,子どもたちが自ら主催した企画が実施されるのは今回が初めてとなります。
中高からは希望者15名,小学校からは学童に参加する30名近くの児童が参加しました。
本日は運動系チームと文化系チームに分かれて交流を深めました。
運動系チームは,ドッジボールや鬼ごっこ,だるまさんが転んだを行いました。
ドッジボールをやり慣れている小学生に,中高生が一方的に攻め込まれる場面も……
小学生の無尽蔵の体力に中高生は息を切らしながら,それでも輝くような笑顔で小学生と一緒に汗を流しました。
文化系チームは,「夏」をテーマに大きな紙に絵を描きました。
無邪気にアイデアを出す小学生に,中高生が優しい言葉をかけており,大人な一面を垣間見ることができました。
最終的には模造紙12枚分の大きな紙いっぱいに,とても素敵なアート作品ができあがりました。
企画が終わりを迎える頃には「もっと一緒に遊びたい」「まだ帰りたくない」という言葉が小学校の児童から聞こえ,中高の生徒も児童たちと別れるときには寂しそうな表情で手を振っていました。
子どもたちが非常に充実した時間を過ごしたことがよくわかります。
おんぶをしたり,中高生の膝の上に小学生が座ったり,一緒にブリッジをしていたり,企画が始まる前と比べて親交も深まったようです。
江戸取小出身生徒による一言からこの企画は始まりました。
何度も児童会と生徒会で会議を行い,子どもたちが自ら作り上げた企画が実現したことは,生徒会の生徒にとって非常に価値のあるものです。
参加した中高生にとっても,自分とは異なる目線で物事を考えて楽しむ経験を得ることができました。
本校では今後も児童会と生徒会が連携して企画を実施し,より充実した小中高一貫教育を進めてまいりたいと思います。