髪の寄付で笑顔を届ける 〜ヘアドネ普及チームの活動〜
本校のヘアドネ普及チームは、ヘアドネーション（髪の寄付）を広めることを目的とした有志のボランティアグループです。
この活動は過去にも先輩たちが取り組んでいましたが、一時的に途切れていました。今年度、新たなメンバーが集まり活動を復活させました。メンバーは毎年更新され、想いを受け継ぎながら活動を続けています。
今年度のリーダーであるYさん（高校２年生）は、１年間の活動を振り返り、次のように話しています。
「このチームは委員会や同好会でもなく、全員がボランティアとして立候補をして集まっているチームです。そのため、全員で同じモチベーションを持って活動し続けることが難しい部分もありました。ですが、先生がアドバイスをくださったり、他メンバーに呼びかけてくれる後輩がいたりなど、多くの協力があり一年間活動することができました。ヘアドネーションを広めたいという同じ思いを持っているメンバーと出会い、リーダーとして一年間活動できた経験は必ずこれからに生かせると思います。ヘアドネーションは有名になってきている活動ですが、ウィッグを待つ子供達はまだたくさんいるのが現状です。これからも、このヘアドネ普及チームの活動を通して多くの方にヘアドネーションについて知っていただけたら嬉しいです。」
今年度は、紫峰祭で多くの方に見ていただこうと「ヘアドネ通信・特別号」を発行したほか、ポスター掲示の際には寄付できる長さ（３１cm）の刺繍糸を添えて視覚的に伝わる工夫をしました。さらに、校内向けに動画を作成し、より多くの人にヘアドネーションについて知ってもらうための発信にも挑戦しました。
先輩たちの想いを引き継ぎながら、今後もこの活動が続いていくことを願っています。
