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2025.11.10

生徒の活動

フードバンク茨城で事前学習を実施しました

調理同好会では、2018年度から有志によるえどとりフードドライブを12月に実施しています。
活動に先立ち、毎年メンバーがフードバンク茨城牛久本部で事前学習を行い、食品支援の現状や意義について理解を深めています。

今年度は、高等部1・2学年の生徒4名が参加しました。
当日は、フードバンク茨城の現状説明に加え、食品の選別作業や生活困窮者向けの食品詰め込み作業などを体験しました。
「食」を通して地域の支援につながる活動に、責任と使命感をもって取り組む姿勢が見られました。

12月には、校内でのえどとりフードドライブを予定しています。
事前学習で得た気づきをもとに、一人でも多くの方にご協力いただけるよう呼びかけていきます。

以下に、参加生徒の感想を紹介します。

高2 Eさん
フードバンクに見学に行くまでは「食品を集める」というイメージしかなかったけれど、実際に行ってみて本当に生活に困っている人がいることやその人の年齢、人数、状態によっても渡す物に違いが出てくることが理解できました。フードバンクの現状について深く理解できたため、食品の呼びかけも今までより一生懸命やろうと思いました。

高2 Nさん
明確なものは1枚の紙にある情報だけで、あとは自分の想像力と今までの経験から得た知識を頼りに、人が生きていくために必要である「食」を届けていかなければならない。そこにはとても大きな責任があり、今の私には正直難しく感じました。そこで分かったことは今の私がいる立場からできること。それは、なるべく多くの人に届けられる「食」を集めることでした。当たり前のようで難しい、しかし必ず当たり前にしていかなければならないこのことを、校内でフードドライブを行う際には当たり前にしたい。そのために12月のフードドライブでは、今回学ばせていただいた知識を元に事前の呼びかけを正しく行い、届けられる基準にある食料を集めることを徹底していきたいと思いました。

高1 Iさん
フードバンクに行って、食べ物を必要としている人が想像よりも多くて驚きました。普段私たちが当たり前に食事ができていることに感謝し、必要としている人々のことも考えながら行動したいと思います。

高1 Oさん
実際に食べ物を必要としている方々がいて、フードバンクではそうした方々1人1人に向けてボランティアで食品を届けているということを実感することができ、とても貴重な体験でした。
この学びを通して食べ物を必要としている人たちを助けるために、自分たちにできることを考えて活動していきたいと思います。

    

活動の様子は、調理同好会の公式Instagramでもご紹介しています。ぜひご覧ください。

▶調理同好会公式Instagram