「えどとり服のチカラプロジェクト」始動
中1から高2の有志で結成されたボランティアグループ「えどとり服のチカラプロジェクト」が新たにスタートしました。
このプロジェクトは、ユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリング社とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が協力して実施する学校参加型の学習プログラムです。
生徒たちは、家庭で不要になった子ども服を回収し、難民の子供たちに届けることを目的としています。
プロジェクトの開始にあたり、7月3日(水)の放課後にファーストリテイリング社より講師をお招きし、講演会を行いました。この講演会では、家庭科の授業で学ぶ服の役割を再認識し「服のチカラ」について理解を深めました。さらに、難民の現状についてグループで考え、実際に寄付された子ども服が難民の子供たちに渡される様子を動画で視聴しました。Google Earthを使って地理的な距離を考えることで、難民問題の理解をさらに深める機会となりました。
講演会後には、初めて顔を合わせる新メンバー同士が自己紹介を行い、今後の活動について話し合いました。過去の先輩たちの活動を参考にしながら、難民の子供たちに届けるために協力して子供服を集めていく計画を立てました。
このプロジェクトを通じて、生徒たちは世界に目を向け、多くのことを学びます。自分たちができる社会貢献を実感し、国際理解を深める貴重な経験となることを期待しています。