「服のチカラで世界を支える」 今年も有志生徒が活動開始
有志生徒による「えどとり服のチカラプロジェクト」が、今年度も始動しました。
本校では7回目の参加となり、今回は中学2年生と高校2年生の生徒が中心となって活動を進めています。
このプロジェクトは、ファーストリテイリング社(ユニクロ・GU)とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が連携して実施する教育プログラムの一環として、家庭で使わなくなった子ども服を集め、難民の子供たちに届けることを目的としています。
7月2日(水)には、GUの社員の方をお招きし、出張授業を行いました。講義では、難民の子供たちが置かれている現状や、服の大切さ、実際にどのような子ども服が必要とされているのかなど、具体的なお話を聞くことができました。生徒たちは熱心に耳を傾け、世界の課題について理解を深める時間となりました。
これまでの活動を参考にしつつ、今年度のメンバーは「どのようにしたらより多くの服を集められるか」「活動の意義をどう伝えるか」といった点についても意見を出し合い、活動内容をさらに深めています。初めて参加する生徒同士で自己紹介を行い、お互いの思いを共有しながら、チームとしての絆を築いています。
このプロジェクトを通して、生徒たちが「服のチカラ」を感じ、社会や世界に目を向ける姿勢を育むことを期待しています。
今後の活動の展開にも、ぜひご注目ください。