アフタースクール「災害時の食と調理に関する実践講座」
6月24日(水)、アフタースクール「災害時の食と調理に関する実践講座」を実施しました。災害時に電気やガス、水道などのライフラインが使えなくなった場合でも、安全に食事を準備するにはどうすればよいかをテーマに、実践を通して学びました。
学年の異なる生徒がグループをつくり、高密度ポリエチレン袋を用いた炊飯と、水で戻したカップ麺の試食を行いました。実習では、調理方法を体験するだけでなく、なぜその方法で調理するのかという視点を大切にしながら活動しました。
袋の中の空気を抜く理由や鍋底にざるを敷く理由、米を浸水させるかどうか、カップ麺を水で戻すにはどのくらい時間が必要か、炊飯に使ったお湯を再利用できるかなど、一つ一つの工程について予想を立て、実際に確かめながら考察を行いました。また、鍋と米、水があれば直接炊飯できるにもかかわらず、なぜ袋を使うのかについても話し合い、洗い物を減らせること、一つの鍋で複数人分を同時に調理できること、お湯を汚さず他の調理にも活用できることなど、防災時における調理方法の工夫について理解を深めました。
水で戻したカップ麺については、活動前にはおいしくないのではないかと予想する生徒もいましたが、試食後には想像以上においしい、災害時でも十分に食べられるといった感想が多く聞かれ、体験を通して学びを深める様子が見られました。
振り返りでは、限られた水や熱源を有効に使うことの大切さや、一度体験しておくことで、いざという時にも落ち着いて行動できるという意見が多く見られました。
今回の講座では、災害時の調理方法を学ぶだけでなく、一つ一つの工夫や理由について考えながら実践することで、防災をより身近な課題として捉え、自分や家族の備えについて考える貴重な機会となりました。

