レモネードスタンドを実施、寄付が完了しました ― 小さな一杯から広がる支援の輪 ―
7月5日(土)、オープンスクールにおいて調理同好会の有志10名が「レモネードスタンド」を実施しました。この取り組みは、小児がん支援の啓発および募金活動を目的としたもので、調理同好会としては初めてのレモネードスタンド活動となります。
生徒たちは事前に話し合いを重ね、4種類のレモネードを開発。試作や味の調整を行い、ポスター作成や会場の設営・接客準備まで自らの手で行いました。当日は「200円以上のご寄付」という形式で販売を行い、たくさんのご来場者に温かいご支援をいただきました。
販売活動の合間には、部活の紹介をしたり、レモネードの味や活動へのご意見を伺うためのアンケートも実施しました。
結果、収益金全額およびいただいた寄付を合わせて37,800円を、認定NPO法人キャンサーネットジャパンに寄付いたしました。このたび領収書と感謝状が届きましたので、ご報告申し上げます。
ご協力くださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
生徒の感想(一部抜粋)
高2 Wさん
修学旅行の準備などと重なり忙しい時期でしたが、隙間時間を使って試作や準備ができました。小児がんやこの活動について、もっと学ぶ必要を感じました。来場者の方々にも病気や支援について知っていただくきっかけになったと思います。「頑張ってください」と声をかけていただき、さらにがんばろうと思いました。
高2 Hさん
学年を超えて協力できたことがとても楽しかったです。準備は少し大変でしたが、来場者の皆さんが買いに来てくださり、達成感がありました。寄付を通して、少しでも誰かの力になれたらと思います。
高2 Hさん
10人という少人数でしたが、その倍以上を販売でき、寄付につながってよかったです。レモネードの濃さなども自分たちで調整し、「美味しい」と言っていただけてうれしかったです。
高2 Hさん
小児がんの子どもたちの力になりたいという思いで参加しました。既存のレシピを使わず、自分たちで何度も試作したことで、心のこもった一杯になったと思います。金銭を扱う場面では責任感も必要で、調理活動とは違う学びがありました。活動を通じて人の温かさに触れることができました。
高2 Iさん
みんなで連携しながら活動できたことがよかったです。
高2 Eさん
立ちっぱなしでの活動は、想像よりも大変でしたが、がんばりました。
高2 Yさん
試作には参加できませんでしたが、準備と販売には参加しました。前日の準備では連携がうまくいかなかった部分があり、計画を立てる大切さを感じました。当日はトラブルもありましたが、「美味しい」と言ってくださる方や、小児がんに関心を持ってくださる方がいてうれしくなりました。次の機会があればまた取り組みたいです。
中2 Mさん
試作を実施し、4種類も用意できたのはとても良かったです。全員の意見を取り入れて美味しいものができたと思います。準備では重い材料を運ぶのが大変でしたが、手描きのポスターを作るのはとても楽しかったです。販売では初めて物品を販売し、最初はミスもありましたが、だんだん慣れて楽しめました。
中2 Mさん
試作では、どのようなオプションを提供するかを話し合い、ターゲットに寄り添った商品作りができました。準備では販売の場所や方法を検討し、当日は会計の場所を変更して効率化を図るなど工夫しました。多くのお客様に購入していただき、とてもうれしかったです。
中2 Nさん
試作では酸っぱいレモネードを甘くするのが大変でした。準備ではポスターを描くのが楽しく、販売では予想以上にたくさんの方が来てくださり、うれしかったです。
調理同好会では今後も、食を通じた社会貢献活動に取り組んでまいります。活動の様子や写真は、調理同好会の公式Instagramでもご紹介しています。ぜひご覧ください。