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2024.06.03

教科の活動

生徒の活動

中3 総合学習 国際交流

6月1日(土)の中3総合学習では東京藝術大学の留学生の皆様の協力を得て国際交流を行いました。
香港・中国・韓国・台湾・チュニジア・ギリシャ・セルビアからの留学生の方々が、各クラスで平和などをテーマにし共通言語として英語でワークショップを実施しました。最初に留学生を各教室に案内するため代表生徒が迎えましたが初対面の留学生を笑顔で案内する様子が見られました。

日用品である傘との対話を通じて平和を考えたり、自分の国を作ることをテーマに造形物を作成したり、平和を象徴する想像力豊かな生き物を作成したり、体を使って表現することで互いの空間や記憶を体で感じたり、各国の民間伝承などからインスピレーションを受けた新しい伝説の生き物を作成したりと各留学生の専攻を元にワークショップが実施されました。

中3では11月に広島方面への修学旅行が予定されていますがそのような行事にも関連し、これまでの総合学習ではクラステーマを平和・文化・歴史・自然から設定し、問を立てるための周辺知識を集めるためにマインドマップ作成などを実施してきました。
7月にはポスターセッションも控えています。今回の経験をポスターセッションにも活かして欲しいと思います。

東京藝術大学の皆様、ご協力頂きありがとうございました。

             

<生徒の感想 一部抜粋>
・今まで考えなかった傘が表す意味や活用などを知り、興味深かったです。正義や人間性や平和について傘を通してより深く考えるきっかけになりました。
・今回の授業を受けて、絵画、美術は本当にさまざまなことを表現されていると感じました。チュニジアの留学生が教えてくれた絵は、日本の屏風のような折り曲げる絵ですが、そこには自分の街の風景を一本の直線で描いて平和を願うものでした。自分たちの街を一本の直線で書くことで平和が長く続くことを表しているのかなと思いました。
・名前も知らないような国の魅力や文化を知れました。またレポレロスの1本の線でその土地の平和を描くというのは簡単なようで奥が深く興味深いものでした。
・普段体験できないことが体験できて貴重な機会になったと思います。あまり触れることのない文化や技術に触れることができました。
・来てくださった先生の自己紹介から始まり、出身国の説明や文化の共通点など、外国にとても興味がある私にとっては、とても面白い授業でした。絵を描くと聞いて絵を描くことが苦手な私はとても不安だったのですが、今日の活動は画力ではなく発想が大事だったのでとても楽しく取り組めました。また、先生が簡単な英語を使ってくださったのかわかりませんが、自分で思ったより聞き取ることができて楽しかったです。ありがとうございました。
・普段関わることのない大学の留学生と関わることができて貴重な機会になりました。そして、相手とのキャッチボールが上手くいかないこともありましたがそれも良い経験になりました。
・今回は、英語での授業で全てを理解することができなかったのですが、講師の先生に助けていただけて、ありがたかったです。少しでも先生の英語が聞き取れると達成感が感じられました。自分にとって日本語以外の言語で外国の方と接する機会が、今回が初めてだったのでコミュニケーションが取れると感動しました。
・なかなか海外の方の話を聞くことがない中で海外の美術についてたくさん話してくれてすごく新鮮でした。
・留学生の方がセルビア出身で、もともとセルビアについてあまり知らなかったけれど、自然や慣習などを教えていただき、興味を持てました。またテーマが伝説についてで、セルビアの伝説と日本の妖怪の相違点がよくわかりました。ワークショップはとにかく楽しかったです!
・限られた時間の中で自分たちだけの国を作るというのがとても楽しかったです。