保育園1日ボランティア実習
三者面談期間は3日間あり面談以外の日は自身の活動日となりますが、その期間を利用して12月8日(金)に高等部の生徒4名が保育園1日ボランティア実習に参加しました。
コロナ禍前には、中等部2学年の家庭科の授業として幼児とのふれあい実習でお世話になっていた稲保育園にお願いしたところ、快く受け入れて頂きました。お忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。
中等部時代に授業で訪れることを楽しみにしていた生徒達ですが、コロナ禍で実習ができなくなったため今回高等部生になって訪れることができたことを大変喜んでいました。
「子どもたちとふれあうことと、そこで働く保育者の姿を学ぶ」ことを目的とした実習でしたが、希望した生徒達は園児とふれあうだけでなく保育士の先生方からも多くのことを学ぶことができました。
お姉ちゃん先生として慕ってくれる園児の皆さんの笑顔に、自然と笑顔があふれる様子が見られました。
これからも様々な体験を通して多くのことを学んで欲しいと思います。
生徒の感想を紹介します。
高1 Mさん
「私は今回のボランティアに参加するまで保育園の仕事は子供達の面倒をみることだけだと思いこんでいました。しかし実際お手伝いをさせていただいて、子供達がお昼寝をしている間に教室にある全てのおもちゃをパズルピースの一つ一つまで消毒し、感染症予防対策にとても気を遣っていることを知りとても驚きました。ひとくくりに保育園といっても幼児クラスと乳児クラスは遊び方や使うおもちゃ、食事をとるタイミングなど多くの点で異なっており、園児達にとっての一年の差がどれほど大きいのかと言うことを実感しました。またそれと同時に子供にとって色々なことを経験し成長していく上でとても大きな価値のある時期を見守る保育士の責任がいかに重いかと言うことを学びました。大切なことをたくさん学ぶことのできるとてもいい機会になり、保育園の子供達や先生方に感謝しかありません。また機会があればボランティアに行きたいと思いました。」
高2 Iさん
「保育園の子どもたちと触れ合う体験をさせてもらいとても楽しかったです。保育園の頃の自分と子どもたちが重なり懐かしい気持ちになりました。子どもたちと一緒に鬼ごっこやお絵描きをして純粋に楽しめました。また、ボランティアで保育園に行きたいです。」
高2 Sさん
「大勢の子どもと同時に接することの大変さ、裏での細かな配慮を学べた。」
高2 Mさん
「先生達が喧嘩をした子供達を自ら仲直りさせるような手伝いをしていたことや泣いてしまった子に寄り添う姿をみて、子供達と接することの楽しさのほかに保育 士さん達の子供達への配慮を知ることができてとても貴重な経験をしたと感じました。」