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2024.10.13

生徒の活動

未来の医師が最新技術体験 筑波大学附属病院見学会レポート

10月10日、本校医科コースの生徒たちは、筑波大学附属病院で行われた見学会に参加し、最先端の医療技術や設備に触れました。本校卒業生として現在、同病院で実習を行っている医学生との再会もあり、生徒たちはこの日、多くの刺激を受けました。

1. 装着型ロボットスーツHALを体験
「装着型サイボーグロボット」。人間の身体機能を支援する装置で、医療の未来を担う技術として注目されています。見学会では脳から筋肉への信号を検出し動作を支援するの仕組みの解説の後、一部の生徒は実際にHALを装着。医療とテクノロジーの融合がもたらす可能性に感嘆しました。

2. 手術部見学で手術の最前線に迫る
手術部部長である教授からの講演では、手術部の説明と共に、手術支援ロボット「ダヴィンチ」によるリアルタイムの手術の様子をモニター越しに見学しました。通常では見られない手術の現場には、興奮と驚きを隠せませんでした。


3. 救急救命科見学 ER,ICU,ドクターヘリポート
救急救命部長の教授による講演に続き、卒業生の医学生によるER(救急救命室)、ICU(集中治療室)、PICU(小児集中治療室)、そしてドクターヘリポートの案内を受けました。生徒たちは、命を救う現場を肌で感じ、医療の重責を実感しました。


4. 筑波大学附属病院と総合大学の強み
筑波大学の教授であり、本校卒業生の保護者でもある先生から、総合大学としての筑波大学の特色や、そこで医療を学ぶ意義について説明がありました。生徒たちは、ますます医学部で学ぶことに強い憧れと目標を抱くようになりました。

今回の見学会を通じて、未来の医療を担う自分たちの姿がより鮮明に描けた生徒たち。彼らの目は、医師への道を確かなものとして輝きを放っていました。