江戸取バトンバッグプロジェクト活動報告
7月20日(土)アトレ取手3階コンコースにて、「江戸取バトンバッグプロジェクト」としてアップサイクルしたバッグを販売しました。このプロジェクトは、株式会社チクマが推進する「バトンバッグローカルアクション」の一環で、未使用の制服生地や試織サンプルを福祉作業所でバッグに縫製し、それを学校現場でアップサイクルして地域貢献を目指す取り組みです。
本校では、福祉作業所で作られたバッグに、生徒たちがリボンやくるみボタン、刺繍、ワッペンを付けるなど、それぞれの工夫を凝らし、手に取ってくれる方を思いながらアップサイクルを行いました。当日は多くの方にご来場いただき、生徒たちへの励ましのお言葉もたくさんいただきました。予定していたすべてのバッグが販売終了前に完売したため、その後は募金活動に切り替え、多くの方から温かいご寄付をいただくことができました。また、このプロジェクトの活動は地域の新聞にも取り上げられ、広く知られるようになりました。
すでに報告いたしましたが今年度の販売収益および募金活動による寄付金額57,770円を7月23日に取手市社会福祉協議会に寄付いたしました。詳細はこちらをご覧ください。
さらに、昨年度と今年度の活動を目にしたボランティアなどを推進している団体の憩い・オンラインさんより講演の依頼をいただき、8月3日(土)には取手ウェルネスプラザにて代表生徒3名がプロジェクトについて発表しました。生徒たちは、プロジェクトを通して地域社会や環境に対する意識が高まり、これからも継続的に貢献したいという意欲を語っていました。
江戸取バトンバッグプロジェクトは、今後も地域社会に役立つ活動として継続し、さらなる発展を目指していきます。
<生徒の感想>
・実際にものを売る大変さ、自分がデザインしたものを買ってくれる嬉しさがあり、いろんな人に支えられながらすべての商品を売ることができました。達成感のある経験ができてよかったです。
・自分の作成したバックが目の前で売れていく様子がとても嬉しい瞬間でした。また、色々な世代の方が買ってくださったことで、もっとバトンバックプロジェクトが広まったらいいなと思います。
・昨年度よりもバッグの枚数を増やして、完売するかとても不安だったのですが無事に完売してとても嬉しかったです。自分がアップリケをしたバッグを褒めてもらえたり、買ってもらったりすると作ってよかったと思いました。
・昨年度に引き続きバトンバッグプロジェクトに参加して、前回は初めてだったこともあり、自分が作りたいようにバッグを作り、売るという形でしたが、今回は、前回買いにきて下さったお客さんの「男の子用のものがあるといいな」という意見も踏まえて、お客さん目線でバッグを作ることができました。また、販売では、前回よりは完売に時間がかかったものの、無事に完売することができたので良かったです。
・去年からバトンバッグプロジェクトに参加していますが、去年は販売に参加できなかったので、今年は参加できてよかったです!自分で飾りつけをしたデザインのバッグを気に入ってもらい、買ってもらえたのが嬉しかったし、達成感を感じました。制服の余りの、捨てられるはずの布で作られたバッグが人から人へ渡っていく過程に携われてよかったと思います。また、バッグを販売していたときに、江戸取関係の方や、そうでない方からも、お茶の差し入れや、「暑い中頑張ってるね」といった励ましの言葉を多くいただけて、買いに来てくださった方々の温かさを感じました。私たちの活動にご協力いただき、本当にありがとうございました。
・自分の手でデコレーションしたバックをたくさんの方々に手にとっていただけてよかったです。声をかけても見向きもせずに通りすがっていかれたのは悲しかったですが、それ以上に少しでも立ち止まってバトンバックプロジェクトがどのようなものか知ろうとしてくださった方がいて嬉しかったです。