社会科 遺跡発掘体験プロジェクト
11月の探究学習日を利用して、中2・高2の生徒が茨城県つくば市内にある遺跡を訪れ、実際に土器を発掘・洗浄する体験をしてきました。
体験を受け入れてくださった茨城県教育財団の方から、遺跡の年代や発掘時の注意事項について説明を受けた後、早速現地に移動して、古墳時代の住居跡をスコップで掘っていきました。すると大小様々な土器の欠片がどんどん出てきて、その厚さや文様からいつの時代に作られた土器なのか、財団の方に解説していただきました。生徒たちにとっては、「縄文土器には文様がついている」「時代が後になるにつれて薄い土器が作られるようになる」といった教科書に載っている知識を実際に自分の目で確認することができた、大変貴重な経験になったと思います。
また発掘が終わった後には、掘り出した土器の洗浄も体験させてもらい、歴史を将来の世代へと受け継いでいくことの大変さと重要さについて考えることができました。