調理同好会能登合宿 寄付から交流へ フードバンク能登を訪問
9月28日から30日まで実施した調理同好会の能登合宿。2日目には、これまで交流を続けてきたフードバンク能登を訪問しました。今回の能登合宿を企画する最初のきっかけとなったのが、フードバンク能登とのご縁です。
調理同好会では、食を通じた社会貢献を活動の柱として、2018年度から「えどとりフードドライブ」を継続しています。また、一昨年度からは、紫峰祭で生徒たちが開発した商品の販売利益を、フードバンク茨城とフードバンク能登へ寄付してきました。
寄付をきっかけに、お手紙などを通して交流を重ねる中で、実際に能登を訪れ、現地のことを学びたいという思いが今回の合宿へとつながりました。これまで交流を続けてきたフードバンク能登の皆様と、今回初めて直接お会いすることができました。
フードバンク能登で学び、ボランティア活動を体験
フードバンク能登では、令和6年能登半島地震やその後の豪雨による影響、被災後の地域の状況、フードバンク能登の活動などについてお話を伺いました。震災や豪雨を経験した地域で、食品を必要とする方々へ支援を届けるために、フードバンクがどのような役割を担っているのか。現地で活動を続けている方から直接お話を伺い、生徒たちは食品寄附や支援について改めて考えました。お話を伺った後は、生徒たちも食品の仕分けや箱詰めなどのボランティア活動を行いました。
この日、午前中に交流した石川県立能登高等学校ではフードドライブが行われており、能登高生の皆さんが集められた食品を本校の生徒たちが預かっていました。その食品もフードバンク能登へ届け、一つひとつ確認しながら仕分けを行いました。食品を届けるだけではなく、その後どのように整理され、必要とする方々へ届ける準備が行われているのかを、実際の作業を通して学ぶことができました。
本校では毎年えどとりフードドライブの前にフードバンク茨城を訪問し、「なぜ食品を集めるのか」「集めた食品はどのように活用されるのか」を学んだ上で活動することを大切にしています。
地元・茨城で続けてきた学びと活動を踏まえ、今回、能登の現状について直接お話を伺い、実際に食品の仕分けなどに参加できたことは、生徒たちにとって大きな学びとなりました。


寄付から生まれたつながり
能登高校のフードドライブは、フードバンク能登の方が本校の取り組みを紹介してくださったことをきっかけに始まったと伺っています。また、今回、本校と能登高校とのご縁をつないでくださったのも、フードバンク能登の皆様でした。取手で続けてきた活動がフードバンク能登を通して能登高校へ伝わり、今回、能登高校で集められた食品を本校の生徒たちが預かり、フードバンク能登へ届け、仕分けを行うことになりました。

そして施設内で生徒たちが見つけたのが、これまで本校がInstagramや学校ホームページで発信してきた活動報告やメッセージでした。フードバンク能登の皆様がそれらを印刷し、大切に掲示してくださっていました。取手から発信してきた活動や思いが、遠く離れた能登で受け止められていたことを実際に目にし、生徒たちもとても嬉しく感じていました。

寄付することから始まったご縁が、人と人、学校と地域をつなぎ、新たな活動や高校生同士の交流へと広がっていることを実感する訪問となりました。
今年度の紫峰祭でも、調理同好会は地域の皆様と連携して開発した商品を販売し、その販売利益をフードバンク茨城とフードバンク能登へ寄付する予定です。
商品を販売して終わるのではなく、その先にいる人や地域を知り、次の活動へとつなげていく。今回の訪問は、これまで続けてきた活動の意味を改めて考える機会にもなりました。
フードバンク能登の皆様、これまで本校の活動を見守り、さまざまなご縁をつないでくださり、本当にありがとうございました。

2泊3日の能登合宿での学びや交流の様子を、数回に分けて学校ホームページで紹介しています。
【能登合宿】
・世界農業遺産『能登の里山里海』と食文化を訪ねて
・食文化を未来へつなぐ 能登高校との調理交流
調理同好会公式Instagramでも、日々の活動や今回の能登合宿の様子を発信しています。ぜひご覧ください。
